毎日食べるものだから、
身体になじむパンをつくりたい。
毎日食べるものだから、
からだにそっとなじむような、そんなパンがいいですよね。
土の匂いを含んだ、いろんな穀物や麦の香りが好きな人が、毎日のテーブルを、ちゃんと心から愛せるように。
私たちがつくっているのは、特別な日のためのごちそうじゃないんです。明日も、その次の何でもない日も、ずっと飽きずに食べられる普通のパン。
そのために、ちょっと面白いことを思いつきました。一度こんがり焼いたパンを、今度は次のパンの仕込みに混ぜてみるんです。
焼いたからこそ生まれる、新しいつながり。私たちが探していた、ほっとするような食感や風味は、そこから生まれるんじゃないかって。そんな風にして始まったのが、「循環熟成」というやり方。
毎日、変わらない「おいしい」をだれかに届けるために。発酵の様子をノートに書き留めて、少しずつ、少しずつ、私たちの製法を磨いています。
食べる前に、すこしだけ火にかけて温めたり、軽くトーストしたりしてみてください。熱を加えると、穀物の香ばしさがふわっと部屋に広がって、もっちりした歯ごたえがもっと引き立ちますから。淹れたてのコーヒーにも、きっとよく合いますよ。
素材の良さをまっすぐに引き出したパンたちが、あなたの穏やかな時間に、そっと寄り添えますように。お気に召していただけたら、とっても嬉しいです。